〜お悩みが緩和されていく。そんな本を処方します〜
こんなお悩みありませんか?
- 急に不安になることがある
- 人付き合いに疲れた
- ひとりでいたいけど先が不安
- 私だけなんじゃないかと考えることがある
- 虚無感に襲われる
- 誰かと比べてしまう
待合室
朝起きた時、夜寝る前など、急な不安に襲われることってありますよね。
その現象に名前をつけたくなるほど、定期的に行われる行事のようなものですが
人間は本当に不安定な生き物なんだと思います。
受け入れては、不安になる繰り返しの日々なのです。
人の悩みのほとんどは対人関係といいますが、
私たち人間は競争が本能的に好きなのでしょうか。
これは動物的な生まれ持ったものなのかは分かりませんが、
人と比べては、頭の中でぐるぐると台風が巻き起こります。
劣等感を抱いたり、自分を偽り隠してみたりするのです。そして、ひとり考えます。
今日も誰かといる事に疲れたなと。そうして、ひとりを選択していきます。
それでも、突然寂しくなって誰かの温もりを感じたくなってしまう。
皆、同じ「ひとり」を異なるタイミングで感じているのだと思います。
処方本
『孤独ぎらいのひとり好き』田村セツコ さん
今回ご紹介する処方本は、田村セツコさんの
『孤独ぎらいのひとり好き』というエッセイ本です。
この本は、読むと心が温かくなって自分のことが愛おしいと思える作品。
虚無感に襲われる日に優しく包み込んでくれる。
真っ暗闇な世界をまんまるな月が照らしてくれ、大丈夫だよと言ってくれているみたい。
きっと、あなたの今いる暗闇から連れ出してくれる一冊になると思います。
大人の方も、学生の方も読んでほしい。とても温かい気持ちになれる作品です。
処方のタイミング
一日一読
可能であれば不安を感じたタイミングで処方して下さい。
寝る前もおすすめです。翌朝、前向きな気持ちになっているかもしれません。
『孤独ぎらいのひとり好き』あらすじ
みんな、孤独なんですよ。
「ひとりになりたい」「心から信頼できる友達や恋人、家族がいない」「世の中から自分だけが取り残されていく感じがする」―そんな“孤独”に心がゆれるとき、あなたはどうしますか。
『なかよし』『りぼん』の読者ページや『いちご新聞』で、読者の悩みに答えてきた田村セツコさんが書き下ろしたハッピーになるための孤独論。
「孤独嫌いの孤独好きなあなた」の心にそっと寄り添うエッセイ集です。
引用元:Amazon
処方本 レビュー
1『孤独』とは何かを知れる
なるほど〜。孤独とはそういうものだったのか。
私はこういう時に孤独を感じるけれど、他の人は別のタイミングで孤独を感じている。
新しい世界を知り、どこか愛おしくなってしまいます。
皆さんは『孤独』とは何か。深く考えたことはありますか?
いつも曖昧なもので時が経てば忘れ、またやってくるものですが、
その『孤独』をこの本では教えてくれるのです。
根本を知り、皆同じひとりなんだと理解することができます。
スッと入り込んできて、寂しいものではなく愛おしいものなのだと思いました。
2 挿絵に癒される
元々イラストレーターとして活躍されている著者の田村セツコさん。
この『孤独ぎらいのひとり好き』にも沢山の可愛らしいイラストが描かれています。
ほんわかとした絵が、「あなたのペースで孤独を楽しんで♪」
と言ってくれているかのようでとても癒されます。
気づけば、ページを捲るのが楽しみになっていました。
3 自分の生活を見直し、ひとり時間の楽しみ方が分かる
いつも同じような日々を過ごしていた私ですが、この本を読み、変わることができました。
ちょっとした工夫をすると、いつもと同じ景色が違うように思えるのです。
生活を楽しむ、夢中になることで『孤独』はどこかへ
消え去るものだとこの本を通して教わりました。
料理に隠し味を入れるみたいに、少しの工夫を生活にも加えていく。
その隠し味の数々がこの本には沢山綴られています。
まとめ
『孤独』は、とても悲しいものだと思っていました。
この本を読了した今では、孤独は愛おしいものだと心からそう思います。
その当時は、孤独を愛せるだなんて思ってもいませんでした。
これからも人付き合いは苦手だし、寂しい夜を過ごすこともあるかもしれませんが、
寂寥感を受け止めつつこの本に助けられながら、孤独を楽しもうと思います。
あなたももし、ひとり寂しい瞬間に苦しさを感じているのなら、
「孤独って特別だよね」と笑える日が来ることを願いながら、
孤独を追求する旅にこの本とともに出かけてみてはいかがでしょうか?
Kindleだと更にお得に読むことが!
コメント
とてもわかりやすく興味を唆られる記事でした。
寂寥感を感じるサイト作りもGood!!